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三十六計の兵法 1.3
「三十六計」は中国の南宋の時代、壇道済(たん・どうさい)将軍が三十六の計略を用いて、乱世を生き延びたことに端を発する兵法書である。南宋時代は、契丹族の遼を倒した女真族の金が華北を占有し、さらに蒙古襲来の足音が聞こえて来るという漢民族にとっては危機の時代だった。三十六計は、孫子をはじめとする古典的兵法書のエッセンスを取り入れさらに実用的にしたものと言えよう。その構成は「勝戦の計(自軍が優勢の時に用いる計)」「敵戦の計(彼我の兵力差があまりない場合に用いる計)」「攻戦の計(攻める時に用いる計)」「混戦の計(混戦状態の時に用いる計)」「併戦の計(他国と連合して戦う場合の計)」「敗戦の計(自軍が劣勢の時に用いる計)」の六部から成り立っている。